どこにもいない

ある時からマメの体調が悪そうだなーと思った時があったの。

それは・・・

ご飯の時あまり食べないから。

あたしはと言うと食欲旺盛で足らないくらいにゃんだけど、マメはいつも奈々にもらったご飯を残すの。

だからあたしはマメの分まで食べてあげたの。

ある時から、マメはいつものご飯をほんの少ししか食べられずにいたの。

そしたらママたちに‘ちゅーる‘をもらっていた。

あたしはというと、マメの分までご飯を食べるからという理由で、食事の時はマメとは別の場所で食べることになったの。

あたしも‘ちゅーる‘食べたいのににゃー。

でもこの時はまだあたしは気がついていなかった。

マメは日に日に痩せていった。

ある日、夢から覚めた時にいつも隣で寝てるマメがいなかったの。

奈々と柵の外で遊んでるのかにゃ。なんて思ったけど、何時、何回寝ても覚めても戻ってこないの。

続く